私にとってのスキーとヨガ
真っ白な雪山の世界
いつかはここも滑ってみたい。
今シーズンはたくさん雪山に行きました。
最近、緩斜面、急斜面、新雪、ボコボコ、どこを滑っても楽しいです。
でも特に誰も滑らないような急でボコボコした非圧雪されたところをガツガツ滑るのが楽しいです。
滑り続けて身体は疲れてきても、身体はわくわく踊ってる。そんな感じでしょうか。
初めてスキーさせてもらったのは1歳で、それから小学1年生からアルペンスキー、社会人になってからは技術選スキーも、引退してからはファンスキーヤー、と38年滑り続けていますが
今いちばんスキー楽しいです。
昔はなかった雪と戯れてる感覚が今はあり、ただただスキーという相棒と雪との対話を楽しんでる。
それはとっても幸せな感覚です。
0.01速く滑ることも、ゲレンデをかっこよく滑ることも、積み重ねてきたから今があるけど、今はもう考えなくて良い。
とてもシンプルにスキーを雪山を楽しんでいます。
と、こんなにスキーのことばかり書いてヨガやインドblogじゃないん?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、これは私にとってヨーガなんです。
はじめは競技をする上で身体を整えるためでしたが、ちゃんとヨガを知りたいと思ったのは、スキー選手としても、日常的な普通の人としても、自分の精神的な部分に未熟を感じた時でした。
一時期は、大好きなスキーも、スキーをしているときの自分が嫌でスキーに行くことが辛くなってしまっていました。
そんなとき "ヨガをやると良い" そんな言葉が耳にスッと入ってきました。
ヨガは自分を知るための手段であり、自分らしく生きる道にほんの少し光を照らしてくれる、そんなふうに感じ、学び始めました。
それからは、マットの上のヨガ、学ぶヨガ、全てを日常(私にとってはスキーも日常)のために過ごしてきました。
そして少しずつ、少しずつ、、いろんなことを感じて、変化して、今また、大好きなスキーを純粋に楽しめるようになってきました。
これは私にとって、とっても大きなことなんです。
自分と家族以外の人にはわからないことかもしれないけれども、ヨガのおかげで少しずつ成長しています。
ただレッスンではほとんどこのようなお話はしません。
でもヨガの恩恵は体操だけにあるのではなく、その先にあるのですよ、とだけお伝えしています。
自分には大切で必要なことであっても、みなさんが必要と感じるまでは難しいことは置いておいて、レッスンでは忙しい日常から離れて、自分の身体の緊張を解き、心や思考を静める時間を過ごして欲しいと思うので。。